メルカリでは中学生や高校生などの未成年者のトラブルが多いという意見があります。
年齢が若いほど他のユーザーとの意思疎通がうまくいかず、トラブルに発展しやすい傾向があるようです。
ではいったいどのようなトラブルが未成年者に多いのでしょうか?
中学生・高校生でメルカリを利用している人、これからメルカリを始める未成年者は参考にしてみてください。
メルカリで未成年者のトラブルが多いといわれる理由
メルカリで未成年者のトラブルが多いといわれる理由の多くは、次のようなものです。
メルカリで中高生のトラブルはなぜ多い?- 学生感覚で社会経験がない
- メルカリの利用方法を理解せずに使っている
- 自分都合で無理な交渉をしてくる
中学生や高校生は社会に出たことがないため、メルカリを利用している大人たちの常識がまだわかりません。
無知や経験不足からトラブルになったりするケースがほとんどです。
学生感覚で社会経験がない
中学生や高校生は学校で先生や友だちと交流するのが、主な人間関係であり、社会人のような振る舞いはできません。
なので、どうしても発言に幼稚さがにじみ出てしまうことも度々あります。
しかし、取引する以上は「まだ中学生だから…」「まだ高校生だから…」といった言い訳は通用しません。
たとえ未成年者であっても、大人たち同様の振る舞いが求められます。
メルカリの利用方法を理解せずに使っている
中学生や高校生の中には、メルカリの利用方法をきちんと理解せずにその場のノリで出品する人もいるみたいです。
出品は何とかできたけど、梱包や発送方法がまるでわからず、売れた後で「配送方法がわからないから取引キャンセルしたい」などとメッセージを送って、トラブルになるケースもあるようです。
自分が出品者なのに、配送方法がわからなくて購入者に「配送方法がわかりません。どうやってやるんですか?」と聞いたり、「修学旅行があるので発送できません。」と突然自分都合で発送しなかったり、トラブルの種はたくさんあります。
自分都合で無理な交渉をしてくる
中学生や高校生の中にはお金に困っている人も多いでしょう。
そんな金欠中高生にとってメルカリは、ほしいものを安く買えて便利です。
しかし、お金がないからといって、相場を無視した極端な値下げ交渉をすれば嫌われます。
お金がなくて、値下げ交渉したくなる気持ちはわかりますが、モノには相場があります。
相手のことを考えず、身勝手な交渉をされたら、気分が悪くなりますよね?
相手にブロックされる可能性もあるので、気をつけましょう。
メルカリで中高生に起こりやすいトラブル
中高生のトラブルが多いといわれるメルカリですが、実際にどのようなトラブルが起こりやすいかを挙げてみました。
メルカリで中高生に起こりやすいトラブル
- 親の同意なしで勝手にメルカリを利用
- 家族の許可なしに家のものを売る
- 友だちの所有物を代理出品
- SNSでの嫌がらせ
- マナーが悪い
- 粗大ゴミ置き場から拾ってきたものを出品
これらの中には親子関係や友人関係の悪化を招くもの、犯罪行為も含まれているので気をつけてください。
親の同意なしで勝手にメルカリを利用
親の同意なしでメルカリを利用するのは規約違反です。
親バレすれば当然、親子関係は悪くなるかも知れません。
メルカリでトラブルが発生して親の同意を得ていなかった場合、最悪アカウント停止などのペナルティ対象となります。
親バレせずにメルカリを利用する方法を探している方は、以下の関連記事を参考によく考えましょう。
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家族の許可なしに家のものを売る
メルカリに出品したものが順調に売れていくと、テンションも上がってきます。
売れる不用品がなくなったら、家にある使っていないものを出品したくなることもあるでしょう。
しかし家にあるからといって家族のものを許可なくメルカリに出品すれば、トラブルの原因になります。
自分は不用品だと思って出品したとしても、家族にとっては大切なものかも知れませんからね。
家族の許可なく、家のものを出品するのは控えましょう。
友だちの所有物を代理出品
中学生や高校生の場合、親の同意を得られずメルカリを利用できない人も当然います。
もし、まわりの友だちに「親に反対されてメルカリが使えないから、代わりに出品してくれない?」と頼まれたらどうしますか?
人助けだと思って出品してしまったらアウトです!
メルカリでは利用規約で代理出品は禁止されています。
禁止されている行為
出品者とは別の第三者の商品を代理で出品すること
引用元:メルカリガイド
代理出品が発覚したら利用制限やアカウント停止などの厳しい措置が取られます。
また、代理出品は商品に不備があった場合、トラブルが発生しやすいので危険です。
SNSでの嫌がらせ
メルカリ売れた商品は、誰でも調べられますし、プロフィールの閲覧も簡単です。
SNSでの発言やアップロードした画像から、メルカリのアカウントを特定される危険性も考えられます。
また衣類の出品では、コメントで着画を求められることもあります。
顔は写してなくても、着画からSNSのアカウントが特定されて嫌がらせを受ける危険もあるので、ご注意ください。
とくに中学生や高校生は、メルカリで着画を要求されたら断った方が安全です。
マナーが悪い
中学生や高校生に限らず、メルカリユーザーの中には言葉遣いが乱暴だったり、マナーが悪い人も確かにいます。
社会の常識では、面識のない相手に対しては敬語を使うものです。
メルカリでのやり取りは友だちとのおしゃべりとは違います。
コメントや取引メッセージでは、敬語を使いましょう。
粗大ゴミ置き場から拾ってきたものを出品
粗大ゴミ置き場を見てみると、メルカリで売れそうなものが捨ててあることがあります。
中には結構な金額で売れそうなものも捨ててあるでしょう。
捨ててあるのだから不用品ですし、持ち帰ってメルカリに出品すれば、お小遣い稼ぎになるかも知れません。
しかし、粗大ゴミを持ち帰ると罪に問われる危険があります。
違法性のある行為はやめましょう。
メルカリで中学生・高校生がトラブルに巻き込まれないために
最後に中学生や高校生が、トラブルに巻き込まれずにメルカリを利用するために大切なことをまとめました。
- 親の同意は必ず得る
- 家のものを出品したい時は許可を取る
- 友だちや知り合いに代理出品を頼まれたら断る
- メルカリの情報を無暗にSNSで発信しない
- ため口は絶対NG!
- 身勝手で自分都合の交渉はしない
- 法律に触れるようなことはしない
中学生や高校生にトラブルが多いといわれているメルカリですが、上記のことに気をつけて、相手の立場になってコミュニケーションを取るように心掛ければ、社会勉強にもなります。
メルカリの取引を通じて、いろんな人と交流できるのは中学生や高校生にとって貴重な体験です。
中学生や高校生でもメルカリはやり方次第で稼げますからね。
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