中学生や高校生が稼ぐ方法のひとつとしてハンドメイド作品の販売があります。
ハンドメイド作家の中には、実際に中学生や高校生もいたりします。
ハンドメイドが得意な中学生や高校生は、自分の作品を販売してみるとよいでしょう。
この記事では、中学生・高校生がハンドメイドで稼ぐには何が必要かをお届けします。
ぜひ参考にしてみてください。
ハンドメイド作家に年齢制限はない?
ハンドメイド作家には年齢制限はありません。
自分のハンドメイド作品があれば、今すぐにでもハンドメイド作家を名乗ることができます。
SNSやハンドメイド販売アプリなどで自分のハンドメイド作品をアピールしても問題ありません。
ただし、販売サイト(アプリ)によっては規約で利用できる年齢が定められていたり、未成年者の場合は親権者(親)の同意が必要なものもあるので、それぞれのサイト(アプリ)の利用規約を確認しましょう。
中高生のためのハンドメイドの始め方
中学生や高校生向けのハンドメイドの始め方について、いくつか方法があります。
中高生のためのハンドメイドの始め方
- ジャンルを決める
- 必要な材料・道具を揃える
- キットを使用する
- 教室に通ってみる
- 動画で作品の作り方を学ぶ
- SNSで発信
ジャンルを決める
まずは、どのようなハンドメイド作品を作りたいのかを決めましょう。
たとえば、ハンドメイドで人気のジャンルに編み物、刺繍、アクセサリー作り、布小物作りなどがあります。
自分が興味を持っている分野を選ぶのが、長続きする秘訣です。
必要な材料・道具を揃える
選んだジャンルに必要な材料や道具を揃えましょう。
ハンドメイドに使う材料や道具は、手芸店、ホームセンター、100円ショップなどで購入できます。
最初は必要最低限の道具で始めることをお勧めします。
キットを使用する
ハンドメイド初心者向けに、手芸店やネットショップで販売されているキットを使用する方法もあります。
キットには必要な材料や道具がセットになっているため、初心者でも手軽に始められます。
教室に通ってみる
手芸教室などに通うことで、ハンドメイド作品を基礎から学ぶことができます。
また、同じ趣味を持つ人たちと交流できて、人間関係も広がります。
講師から直接指導を受けられるのも大きなメリットです。
動画で作品の作り方を学ぶ
YouTubeなどの動画サイトには、ハンドメイド作品の作り方が紹介されているものが多数あります。
自分が作りたい作品の動画を探してみてはいかがでしょうか?
SNSで発信
自分が作ったハンドメイド作品をSNSで発信することで、他の人からアドバイスやコメントをもらえます。
自分の作品を見てくれる人が増えるため、モチベーションアップにもつながります。
また、SNSでファンがつけば、自分の作品を買ってくれるかも知れません。
ハンドメイド商品として販売してはいけないもの
ハンドメイドは、自分のオリジナリティやセンスを発揮できて、得意分野があれば、好きなことで稼げる可能性も広がっています。
しかし、実は法律やマナーに反することをしているハンドメイド作家も少なくありません。
そこで、ハンドメイド商品として販売してはいけないものについて、例を挙げて注意点を説明します。
ハンドメイド作品を販売する前に、しっかりと覚えておいてくださいね。
SNSなどで見たハンドメイド作品のコピー商品
SNSなどで見かけたハンドメイド作品が気に入って、自分でも作ってみたいと思うこともあるでしょう。
しかし、それをそのまま販売するのは危険です。
いくら作ったのは自分だと主張しても、それは他人の著作物を盗用することになりますし、オリジナル作品の作者に対しても失礼です。
著作権法により、著作物を無断で複製したり、販売したりすると罰則の対象になります。
また、SNSで他人の作品のコピー商品を販売している事実が発覚した場合、炎上する危険があります。
ハンドメイド作家であれば、アイデアも含めて自分のオリジナル性を大切にしましょう。
ハンドメイド本や配布レシピのデザインの模倣商品
ハンドメイド本や配布レシピは、参考にする分には何も問題ありません。
しかし、ハンドメイド本や配布レシピのデザインをそのまま真似て作った作品を販売するのは、やめておいた方がいいでしょう。
あくまでハンドメイド本や配布レシピは、その作品の作り方を学ぶためにあるひとつの実例です。
作品を販売するとなると、また別で著作権の問題があることを覚えておきましょう。
キャラクターやブランドロゴを使用した商品
キャラクターやブランドロゴは、商標権や意匠権などの知的財産権が存在します。
当然ですが、キャラクターやブランドロゴの無断使用や販売は違法行為です。
商標権や意匠権を侵害した場合、損害賠償請求や差止請求などの訴訟を起こされる危険があります。
また、消費者に対しても不正競争防止法により虚偽表示や不当表示と見なされるかも知れません。
自分で許可を得たり、ライセンス契約を結んだりしない限りは、キャラクターやブランドロゴを使用した作品の販売はやめましょう。
中学生・高校生がハンドメイド作品を販売できるアプリ・サービス
中高生や高校生でも自分のハンドメイド作品を販売できるアプリやサービスがいくつかあります。
こちらで紹介するアプリは、基本的に未成年者の利用が認められています。
とはいえ、未成年者の登録・利用については、親の同意が必要なものがほとんどなので、登録する際には親に相談しましょう。
またアプリで自分の作品を販売して得た利益は、銀行口座に振り込まれます。
中高生であっても、アプリでハンドメイド作品を販売する場合は銀行口座は必須だと考えてよいでしょう。
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本人確認でマイナンバーカードは必要ですが、基本的に未成年でも口座開設できます。
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- minne
- Creema
- メルカリ
- ラクマ
- BASE
以下に、各サービスについて簡単に説明していきますね。
minne(ミンネ)
minneは、ハンドメイド作品に特化していて利用者が多いのも特徴のひとつです。
アクセサリー、バッグ、インテリア雑貨など、さまざまなハンドメイド作品を出品できます。
有名ハンドメイド作家も多く利用しています。
minneでは手作り作品のネット販売が、月額利用料「0円」でかんたんにできるので、ハンドメイド作家の間では登竜門的なサービスです。
お金のやりとりはminneが代行するので、金銭トラブルの心配も少なくて済みます。
➡ minne
Creema
Creemaは、minneと並ぶハンドメイド作品の販売に特化したサービスです。
minneと同様、さまざまなハンドメイド作品を出品できます。
ただし、年齢制限について利用規約が変更されているのでご注意ください。
【変更点】
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・利用規約 第6条 第3項の改定・変更前(2022年3月23日現在)
==============
満18歳未満の方は、会員になることができません。満18歳以上であっても、未成年の方が会員登録をされるときは、会員となることおよび本規約に従って本サービスを利用することについて、事前に親権者の包括的な同意を得なければなりません。当該未成年者は、親権者の同意の有無について、当社から親権者に対し、確認の連絡をする場合があることにあらかじめ同意します。
==============・変更後(2022年4月1日以降)
==============
未成年者の方は、会員になることができません。
==============引用元:利用規約一部改定のお知らせ
Creemaは、18歳であれば高校生でも利用できます。
Creemaの無料会員登録は、ポイントサイトのモッピーを経由するとポイントが貯まるのでお得ですよ。
モッピー会員の方は、以下のリンクからCreemaに登録してみてください。
メルカリ
フリマアプリですが、商品カテゴリにハンドメイドというジャンルがあって、出品できます。
すでにメルカリを利用している中高生ハンドメイド作家は、手軽に利用できて便利です。
SNSで自分の作品をアピールしながら、メルカリの出品ページのリンクを紹介すれば、中高生でも販売しやすいかも知れませんね。
メルカリについては以下の関連記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
-
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モッピー会員の場合は、以下のリンクからWEB版メルカリに登録するとポイントが貯まります。
ラクマ
メルカリ同様、ラクマもフリマアプリという位置づけですが、ハンドメイド作品を出品できます。
実際にラクマでハンドメイドとして活躍する女性高校生の記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、ラクマの利用については、以下の関連記事を参考にしてみてください。
-
ラクマは年齢制限なしで中学生・高校生でも出品・購入できる?
株式会社楽天が提供するフリマアプリといえばラクマですよね? 中学生・高校生の中にはラクマを使ってお小遣いを稼ぎたいという人もいらっしゃるでしょう。 しかし、ここで不安に思うのは、中学生や高校生は未成年 ...
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BASE
BASEは、初期費用・月額費用なし、リスクなしでショップ運営ができます。
2023年のマクロミルの調査によると、6年連続 ネットショップ開設実績No.1で200万ショップ超えの実績があります。
ネットショップというと、難しそうなイメージを持つかも知れませんが、BASEを使えば簡単です。
Pay IDでBASEを利用する場合、初期費用・月額費用が一切発生しないスタンダードプランを選択しましょう。
しかし、BASEの場合、手数料が若干複雑になります。
親御さんの手を借りて本格的にネットショップ運営をしていくのであれば、BASEは料金的にも機能的にも満足度は高いかも知れません。
ハンドメイド作品を販売するアプリ毎の手数料一覧表
ハンドメイド販売にアプリを利用する場合、販売手数料と振込手数料をあらかじめ把握しておく必要があります。
自分の作品が売れたら販売価格から手数料が差し引かれ、売上金を受け取るには振込手数料が発生します。
他にも梱包資材や送料など販売者が負担するコストも考えて、価格を設定しましょう。
各アプリの販売手数料と振込手数料を、以下にわかりやすくまとめました。
サービス名 | 販売手数料 | 振込手数料 |
---|---|---|
minne | 注文に対して10.56%(税込) | 一律220円 |
Creema | 作品・素材の販売:11%(税込) フードの販売:15.4%(税込) 海外販売:21%(税込) |
合計金額が30,000円未満の場合176円 合計金額が30,000円以上の場合275円 PayPay銀行は55円 |
メルカリ | 販売額の10% | 一回200円 |
ラクマ | 2023年8月1日から4.5〜10%の変動制 | 210円 楽天銀行:10,000円以上は無料、9,999円以下は210円 |
BASEの場合、手数料は複雑になっているのでご注意ください。
初期費用のかからないスタンダードプランでは、商品が売れた時のみ3.6%の決済手数料と40円、3%のサービス利用料が発生します。
※これらの手数料は変更される可能性があります。
中高生向けのハンドメイドで稼ぐ戦略
中高生は、社会人よりも比較的自由な時間があります。
また、SNS上のコミュニケーションにも慣れている人も多いでしょう。
それらを強みにして、最初はとにかく自分の作品をできる限り創作します。
ある程度、作品数が出揃ったら、写真を撮ってSNSにアップしていきましょう。
同じ作品を切り口を変えて、何回もSNSで紹介してOKです。
この時は、まだ売ろうとは考えず、純粋に自分のこだわりや愛着を発信していきます。
同時にハンドメイド作家仲間や似たような趣味を持つ人、作品を気に入ってくれそうな人をフォローして交流を深めましょう。
SNSの反応に手応えを感じるようになったら、いよいよ販売開始です。
メルカリやラクマのアカウントをすでに持っているなら、フリマアプリのハンドメイドカテゴリに自分の作品を出品します。
出品したら、SNSで宣伝しましょう。
最初のうちは、オマケをつけたりしてキャンペーン的な仕掛けがあると効果的です。
売れたら、売れた作品に対する思い入れなどを発信してもよいでしょう。
こうして地道な作業を繰り返すていけば、少しずつ自分の作品に興味を示してくれる人が出てきます。
ハンドメイドは、売れるようになるまでなかなか時間が必要かも知れませんが、楽しみながら活動していくことが大切です。